豊玉姫神社参拝ガイド|美肌・安産・縁結びのご利益と見どころ完全解説【佐賀県嬉野市】

参拝日:2025年3月7日
豊玉姫神社は、佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙に鎮座する歴史ある神社です。海神の娘・豊玉姫命を祀り、竜宮城の乙姫様のモデルともいわれる美貌の女神として古くから信仰されてきました。嬉野温泉街に隣接する立地から、美肌のご利益で特に有名で、安産祈願や縁結び、航海安全の祈願も行われています。
創建は神功皇后の時代(西暦200年頃)と伝えられ、約1800年の歴史を誇ります。戦国時代の戦火で焼失した後、元和年間(1615〜1624年)に鍋島直澄公により社殿が再建され、江戸時代以降は佐賀藩主の祈願所として尊崇を集めました。現在では観光客や湯治客にも人気のパワースポットとなっています。
この記事で分かること
- 豊玉姫神社の歴史・創建由緒
- 境内の建築・文化財・見どころ解説
- 摂社・末社や地域信仰の特徴
- 美肌祈願やなまずお社などのパワースポット情報
- 御朱印情報・アクセス・駐車場・参拝所要時間
豊玉姫神社とは?|歴史・由緒・文化財
豊玉姫神社は、航海安全、安産、縁結び、美肌祈願で古くから信仰され、地域住民や藩主の厚い崇敬を受けてきました。室町時代以前の創建以来、長い歴史の中で何度も再建が行われ、天正年間(1573~1592年)の戦火で焼失した後、元和年間(1615~1624年)に鍋島直澄公が社殿を再建しました。
現在の本殿は流造、拝殿は入母屋造りで、江戸時代の建築様式を今に伝えています。境内には大正8年(1919年)建立の狛犬や陶器製の狛犬があり、地元信仰の象徴として守られています。明治6年(1873年)には村社、昭和19年には郷社に列せられ、歴史的価値と地域信仰の両方を併せ持つ神社です。
嬉野温泉街の中心に位置し、周囲には旅館や温泉施設が立ち並びます。参道沿いには江戸時代の面影を残す石灯籠や石碑が配置され、四季折々の木々や池、花々とあわせて歴史と景観を楽しめます。
ご利益とパワースポット|美肌・安産・縁結びの信仰
豊玉姫神社では、美肌、安産、縁結びの祈願が特に人気です。嬉野温泉の湯を用いた手水舎や、豊玉姫命の使いである「なまず様」は訪れる人々に好評のスポットです。
- 美肌祈願:手水舎の温泉水で手を清めると肌がなめらかになるといわれています。寒い季節でも温かい湯で心も体も温まり、旅の疲れを癒せます。
- 安産祈願:豊玉姫命は子宝・安産の神として信仰され、妊娠中の女性や家族が安全な出産を祈願して参拝します。
- 縁結び・航海安全:海神の娘である神格から、古来より航海の安全祈願や縁結びの祈願も行われています。
特になまずお社は、白磁製のなまず様に聖水をかける独特の作法があります。肌荒れ平癒や美容祈願のパワースポットとして人気で、参拝作法は「心を整え、二礼二拍手一礼、聖水をかけ、一礼」の順で行います。
参拝ルート順に見どころ紹介|初めてでも迷わない参拝ガイド
① 三ツ鳥居|参道の入り口で歴史を感じる

駐車場から本殿裏手を抜け、国道沿いの坂道を下ると、明治時代に建立された三つの鳥居が迎えてくれます。一の鳥居から順にくぐることで、歴史の趣を感じながら自然に心が落ち着きます。それぞれの鳥居の形や素材から時代の面影を感じられ、参道全体の穏やかな空気が参拝の心を整えてくれます。
② 手水舎(温泉手水)|湯で心と体を清める

境内入口の手水舎は、嬉野温泉の源泉を約40度で掛け流す珍しい温泉手水舎です。手を清め、口をすすぐと肌がすべすべになると評判です。寒い季節でも温かい湯に触れることで、体も心もほっと温まります。
③ 本殿拝殿|豊玉姫命への祈願

本殿は元和年間(1615~1624年)に鍋島直澄公が再建した流造の建物で、豊玉姫命が祀られています。陶器製の狛犬が本殿を守り、右側の吽形は愛らしい表情で訪れる人々を和ませます。拝殿は大正15年(1926年)に改修され、絵馬や装飾が施された温かみのある空間です。参拝の際は二礼二拍手一礼で、美肌や安産を祈願できます。
④ なまずお社|肌荒れ平癒のパワースポット

なまずお社の「なまず様」は、美肌を願う参拝者に人気の神様です。全長約60cmの白磁製で、豊玉姫命の使いとして古くから信仰されています。その大きな口や愛らしい後ろ姿が特徴で、肌の病気や傷の平癒を願う多くの参拝者に親しまれています。

参拝方法は、最初に柄杓でなまず様に温かい湯をかけて心と体を清めます。その後、二礼二拍手一礼で丁寧にお参りします。お参りの後は、なまず様の絵馬に願い事を書き、境内右手の絵馬掛けに奉納します。絵馬の奉納料は400円で、お賽銭箱にお納めください。旅の思い出に写真を撮るのもおすすめです。
御朱印情報|授与所で美しい御朱印を
御朱印は本殿横の社務所で、直書き500円で授与されます。中央には「豊玉姫神社」の文字が入り、白なまずをモチーフにしたデザインが特徴です。季節限定の書き置き御朱印もあり、なまず様を強調した特別バージョンが登場します。
参拝の所要時間|ゆっくり巡るおすすめルート
境内全体をゆっくり巡る場合:約10〜20分
アクセス・駐車場|嬉野温泉街とあわせて巡る
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙
- 最寄駅:JR武雄温泉駅から車で約20分
- 駐車場:あり(無料・2台)
まとめ|豊玉姫神社は美肌・安産・縁結びの祈願に最適な歴史あるパワースポット
豊玉姫神社は、神功皇后の時代から続く古社で、美肌・安産・縁結びの祈願に訪れる参拝者に親しまれています。本殿・拝殿や文化財、手水舎の温泉水、なまずお社などが整然と配置され、初めて訪れる方でも歴史や信仰を十分に感じられます。嬉野温泉街と合わせて巡ることで、地域観光とスピリチュアル体験を同時に楽しめます。ぜひ参拝して、豊玉姫命の神徳と癒やしの力を実感してみてください。
