【加賀国一宮】全国約3,000社ある白山神社の総本社でパワースポット白山比咩神社!見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

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2022年10月20日(木)に石川県白山市三宮町にある全国約3,000社ある白山神社の総本社でパワースポット白山比咩神社しらやまひめじんじゃに行ってきました。加賀国一宮で「白山さん」と呼ばれて親しまれています。

今回、実際に白山比咩神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

白山比咩神社の概要

創建約2,100年前崇神天皇すじんてんのう7年(紀元前91年)、白山を御神体山として祖神おやがみである白山比咩大神しらやまひめのおおかみ菊理媛神くくりひめのみこと)をお祀りしたことが起源と伝わります。

創建時は舟岡山に鎮座していましたが、応神天皇おうじんてんのう28年(297年)に手取川の河畔「十八講河原」へ遷座し、霊亀2年(716年)には手取川沿いの「安久濤あくどの森」に遷りました。

白山比咩神社が初めて史料に見られるのは『日本文徳天皇実録』(850年~858年が記載された歴史書)で、白山比咩神しらやまひめのかみは仁寿3年(853年)10月に従三位に初叙された。」と記載されています。

平安時代中期から室町時代前期までの約500年栄えましたが、文明12年(1480年)の大火により社殿を全焼します。長享2年(1488年)、末社・三宮神社さんのみやじんじゃの境内である現在地に遷座し本宮鎮座ほんぐうちんざの地と定めました。

享禄4年(1531年)の加賀一向一揆により再度社殿を焼失し、しばらく再興できず荒廃します。慶長元年(1596年)、正親町天皇から白山宮復興の綸旨を受けた前田利家によって再建が行われました。

明治時代の神仏分離令により白山比咩大神しらやまひめのおおかみ菊理媛神くくりひめのみこと)・伊邪那岐尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみこと3柱をお祀りし、「白山天嶺はくさんてんれい」を奥宮おくぐう、「下白山しもはくさん」を本社としました。また社名は延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳』に記載された「白山比咩神社しらやまひめじんじゃ」と号するようになりました。

現在は全国に約3,000社ある白山神社はくさんじんじゃ総本社そうほんしゃとして崇敬と信仰を集めています。

白山比咩神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎北陸鉄道石川線「鶴来駅」下車、白山比咩神社まで2.2km、徒歩で約31分
◎北陸鉄道石川線「鶴来駅」下車、白山比咩神社まで2.2km、タクシーで約9分

自動車を利用

◎カーナビに白山比咩神社の電話番号「076-272-0680」を入力、または白山比咩神社の住所「石川県白山市三宮町ニ105-1」を入力し検索

駐車場

白山比咩神社には普通自動車が500台駐車可能な無料駐車場2か所(①北参道駐車場②表参道駐車場)あります。北参道駐車場の方が広く神社に近くて便利ですが、表参道駐車場からは老杉並木と苔むした趣ある表参道を歩けるのでどちらもおすすめです。写真は北参道駐車場で、木曜日の午後に参拝に訪れましたが駐車場は混雑もなく空いていました。
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白山比咩神社の参拝と見どころ

白山比咩神社の参拝開始

今回の参拝は一番神社に近い北参道駐車場を利用して参拝しました。北参道から境内へ向かうと入口には巨大な神明鳥居や大きな阿吽狛犬が神域を清浄に保っていました。
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宝物館

鳥居の右側にある宝物館には重要文化財の木造狛犬、木造獅子狛犬、鳳凰文沈金彫手筥ほうおうもんちんきんぼりてばこなど古代から中世の貴重な宝物が数多く展示されています。前田利家が再建してからは加賀藩主前田家からも崇敬を集め、前田家ゆかりの品々も展示されています。

拝観時間 4月~10月:午前9時時~午後4時まで、11月:午前9時30分~午後3時30分まで
休館時期 12月から3月、祭典等による臨時休館あり
入館料 大人:300円、高校生以下:無料

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木彫りの獅子が施された「手水舎」

鳥居を潜り左側には木鼻に可愛らしさを感じる獅子が施された手水舎があります。旧鶴来地区ゆかりの木彫りの獅子で、北参道、表参道、南参道の3か所に手水舎が設置されています。
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延命長寿のご利益がある「白山霊水」

手水舎から奥に進むと「白山霊水」と呼ばれる延命長寿のご利益がある霊水が湧き出ています。汲んで持って帰る事が可能で、参拝時も途切れることなく霊水を汲みに参拝者が訪れていました。
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松尾芭蕉の句碑

手水舎の近くには昭和36年(1961年)に建立された「松尾芭蕉の句碑」があります。元禄2年(1689年)、芭蕉が白山の姿に感銘を受けてが詠んだ句が刻まれています。
「風かをる こし白嶺しらねくにの華」
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社務所

参道を道なりに進むと左側に社務所があります。こちらでお守りや御朱印、おみくじを頂くことが出来ます。
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神門と神馬舎

社務所を過ぎると立派な神門があり、神門越しに拝殿が見えます。神門の幕に見られるのは白山比咩神社の神紋である三子持亀甲瓜花みつこもちきっこううりのはなです。
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神門の近くにある神馬舎があります。内部にはケヤキで造られた白馬がおり、絢爛豪華な装飾が見事です。
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社殿(外拝殿・幣拝殿・本殿)

外拝殿は大正9年(1920年)に造営された切妻造銅板葺で、中央には大注連縄が掛かっています。本殿と30段の木階登廊で接続された幣拝殿へいはいでんは総檜造りです。本殿は三間社流造で正面に庇の間と向拝が付いたもので、明和7年(1770年)に加賀藩10代藩主前田重教しげみちの寄進により造営されました。
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御祭神、ご利益

本殿には御祭神白山比咩大神しらやまひめのおおかみ菊理媛神くくりひめのみこと)・伊邪那岐尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみこと3柱がお祀りされ、家内安全・延命長寿・五穀豊穣・大漁満足・商売繁盛・交通安全・縁結びなどのご利益で信仰されています。
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白山奥宮遥拝所

神門を潜り左側に「白山奥宮遥拝所」があります。奥宮は白山の御前峰山頂付近に鎮座しており、ここから参拝しても同様の御神徳があるといわれパワースポットとなっています。こちらには「大汝峰」「御前峰」「別山」の「白山三山」を模した苔むした岩が祀られています。
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摂社・荒御前神社

神門前に鎮座するのは摂社の荒御前神社あらみさきじんじゃです。御祭神には神功皇后じんぐうこうごうの三韓征伐の際に守護したと伝わる荒御前大神と日吉大神・高日大神・五味島大神の4柱がお祀りされています。
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御朱印

御朱印は境内の社務所で直書きで頂くことが可能で、初穂料は300円です。
2022年12月9日 香取神宮

病気平癒守(1,000円)や結び守(1,000円)、亀甲健康守(1,000円)など様々なお守りが頒布されています。
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おわりに

白山比咩神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約40分でした。白山比咩神社は約2,100年前に創建されたと伝わる古社で、境内には延命長寿の「白山霊水」や松尾芭蕉の句碑、パワースポットの白山奥宮遥拝所、神門や神馬舎、摂社・荒御前神社、見事な社殿(外拝殿・幣拝殿・本殿)がありました。境内全域で清浄で厳かな雰囲気が感じられとても身が引き締まる思いがしました。見どころいっぱいの白山比咩神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
住所 石川県白山市三宮町ニ105-1
電話番号 076-272-0680
営業時間 ■参拝
◎終日可能
■宝物館拝観時間
◎4月〜10月:午前9時30分~午後4時
◎11月:午前9時30分~午後3時30分
※12月〜3月冬期休館
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎北陸鉄道石川線「鶴来駅」下車、白山比咩神社まで2.2km、徒歩で約31分
◎北陸鉄道石川線「鶴来駅」下車、白山比咩神社まで2.2km、タクシーで約9分
■自動車を利用
◎カーナビに白山比咩神社の電話番号「076-272-0680」を入力、または白山比咩神社の住所「石川県白山市三宮町ニ105-1」を入力し検索
駐車場 普通自動車が500台駐車可能な無料駐車場あり