2022年8月12日(金)に大阪府大阪市西区靱本町にある見事な御神木がパワースポットの楠永神社に行ってきました。なにわ筋を歩いていると巨大な楠木が見え引き寄せられるように参拝してきました。
楠永神社が鎮座している場所は昔円形の入り江になっていて圓江と呼ばれていました。その付近に元々は産土神を祀る圓神祠と呼ばれる祠がありました。圓神祠は文禄3年(1594年)に現在の御霊神社に遷座しています。
江戸時代には北浜からこの地に海産物市場が移り、その時に人工的に作られた永代浜が船溜まりとなり、海産物の荷揚場として栄えました。
昭和3年(1928年)、河岸工事の際に樹齢300年と伝わる御神木の楠木の根元から大きな白蛇が出てきました。それを知った人々が参拝するようになり、楠木の下に祠を建立し、楠永大神・楠玉大神を合祀してお祀りしました。
今回実際に参拝してきましたので見どころやアクセスをわかりやすくご紹介したいと思います。
楠永神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・大阪メトロ御堂筋線、四つ橋線、中央線「本町駅」下車、2番出口より楠永神社まで500m、徒歩で約7分
・大阪メトロ中央線、千日前線「阿波座駅」下車、楠永神社まで500m、徒歩で約7分
自動車を利用
・カーナビに楠永神社の住所「大阪府大阪市西区靱本町2丁目1」を入力し検索
駐車場
楠永神社には参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
楠永神社の参拝と見どころ
楠永神社の参拝開始
なにわ筋を歩いていると巨大な御神木に包まれた楠永神社が見えてきます。素敵な景色でしたので写真を撮ったのですが御神木が立派で全体を撮影することができませんでした。都会の真ん中にこれほど立派な楠木があることに驚きます。楠永神社の社殿左にはかつてこの辺りが「永代浜」であったことを伝える石碑があります。小さな神社ですが、社殿前に石造鳥居、その側には手水舎があります。
何度も災害や伐採の危機を免れた御神木
昭和20年(1945年)の大阪大空襲でこの辺り一帯は焼失しましたが奇跡的に御神木の楠木は戦災を免れました。戦後、占領軍が飛行場を作るために伐採しようとしましたが難を逃れ、その後も何度か伐採の危機がありますが怪我人が出るなどして伐採されることなく現在へ至ります。
御神木の前には朱色の鳥居、扁額には御祭神の「楠永大神・楠玉大神」が書かれています。鳥居側には「楠永大神」の石碑があります。御神木周辺の奉納玉垣から今も篤い崇敬を集めていることが分かります。
御神木の楠木は樹齢は約300年、幹回りは4.3mにもなります。幹には注連縄がかけられ、楠木は今も生命力に溢れた姿を見せてくれています。
金運アップのパワースポット
かつて楠木の樹根付近から大きな白蛇が出てきてそれを知った人々が参拝するようになったと伝わります。今も白蛇が住んでいそうな雰囲気がありますね♪白蛇は古来より金運アップのご利益で知られ、御神木と白蛇の逸話から金運アップのパワースポットとして人気を集めています。
現在は陸地ですが、江戸時代は永代浜と呼ばれる船溜まりで海産物の荷揚場として栄えました。それを伝える石碑が社殿の隣にあります。御神木の楠木はその当時からあったと伝わります。
御朱印
御朱印はありません。
おわりに
楠永神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約5分でした。楠永神社に参拝してみて、現在は辺り一帯陸地ですが、かつては永代浜と呼ばれる船溜まりで海産物の荷揚場として栄えた場所でした。その当時から御神木の楠木はあり、白蛇の逸話と共に金運アップのパワースポットとして人気を集めています。実際に御神木を見てみるとその大きさと生命力あふれる姿にパワーをいただけました。
都会の真ん中にこれほど大きな楠木があるのはとても珍しく、金運アップやパワーをチャージしに楠永神社に訪れてみてはいかがでしょうか。
楠永神社 | |
住所 | 大阪府大阪市西区靱本町2丁目1 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・大阪メトロ御堂筋線、四つ橋線、中央線「本町駅」下車、2番出口より御霊神社まで500m、徒歩で約7分 ・大阪メトロ中央線、千日前線「阿波座駅」下車、楠永神社まで500m、徒歩で約7分 ■自動車を利用 ・カーナビに楠永神社の住所「大阪府大阪市西区靱本町2丁目1」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |