【東京都港区】限定御朱印が人気で沖田聡司ゆかりの櫻田神社！見どころや御朱印、アクセスをご紹介

2022年6月5日（日）に東京都港区西麻布にある限定御朱印が人気で沖田聡司ゆかりの神社として有名な櫻田神社さくらだじんしゃに行ってきました。
櫻田神社は目の前には六本木ヒルズ、まわりには高層ビル群が立ち並ぶ中、雑居ビルの間にある鳥居の先に鎮座されている神社です。神社の境内は緑と静寂に包まれた気持ちの良い空間で都会のオアシスとなっています。

櫻田神社の創建は治承4年（1180年）、源頼朝の命令によって御家人・渋谷重国しぶやしげくにが霞山（現在の霞ヶ関桜田門外）に「霞山桜田明神」として創建したのが始まりと伝わります。
文治5年（1189年）、頼朝が30貫の田畑を神領として寄進した際、神領と農家の田を区別する為、その境界に桜を植えたのが「櫻田」の名前の由来とされています。
江戸時代の寛永元年（1624年）、江戸の町の整備により御用地接収となり、氏子共々現在地へ遷座しました。
幕末になると新撰組の沖田聡司や、乃木将軍が初詣で櫻田神社に参拝しました。

ご祭神は豊宇迦能賣神とようかのうめかみで、ご利益は商売繁盛、五穀豊穣、諸願成就、開運招福があります。

櫻田神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益やアクセスをわかりやすくご紹介したいと思います。

「櫻田神社」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木駅」下車、櫻田神社まで約400m、徒歩で約5分

自動車を利用

・カーナビに櫻田神社の住所「東京都港区西麻布３丁目２−１７」を入力し検索

駐車場

櫻田神社には駐車場がありませんので近くのパーキングを利用します。

櫻田神社の参拝と見どころ

櫻田神社の参拝開始

櫻田神社の入口は雑居ビルの間にあり、石鳥居を通って境内に進みます。
目の前は六本木ヒルズもあり、このような都会の真ん中に神社があることに驚きます。

江戸時代の水盤

境内は大きくはありませんが、緑に包まれた静寂な境内で都会のオアシスとなっています。
手水舎の水盤は江戸時代の弘化4年（1847年）に造られたものです。
しっかりと心身を清めて参拝へ進みます。

江戸時代の狛犬

社殿前の石段手前には一対の阿吽の狛犬が鎮座しています。
こちらも江戸時代の文化元年（1804年）に奉納されたものです。

凛々しい顔の狛犬が境内を悪い気から守っています。

石段は右側が上り、左側が下りとなっています。
沖田聡司や、乃木将軍が参拝した初詣は毎年参道に長い行列ができます。

江戸時代の石鳥居

社殿前の石の明神鳥居も江戸時代の文政13年（1830年）に奉納されました。
鳥居には「従五位下 松平伊勢守」と旗本であった松平定朝によって奉納されたことが刻まれいます。

社殿と江戸時代の天水桶

社殿は昭和20年（1945年）の空襲により焼失しましたが、昭和26年（1951年）に木造で社殿が再建され、昭和50年（1975年）に現在の神明造りの社殿に改築されました。
社殿前の天水桶は江戸時代の文政九年（1829年）に奉納されたもので「霞」の文字が読み取れます。

港七福神のひとり壽老神

社殿を正面に右側には境内社の福寿稲荷社が鎮座しています。
両端に一対の神狐像が安置され、ご祭神に猿田彦神さるたひこのかみが祀られています。
猿田彦神は別名壽老神じゅろうじんと呼ばれ、港七福神に数えられています。

オリジナル御朱印帳・特別御朱印

授与所は午前10時から午後4時で、窓口におられない場合はインターホンで呼ぶことができます。

櫻田神社のオリジナル御朱印帳は2種類あり、期間限定で頒布されています（情報は櫻田神社の公式ツイッターで要確認）。
参拝時は新選組のカラーと沖田総司の家紋（丸木瓜）がデザインされた御朱印帳がありました。
初穂料は3,000円で、御朱印3体があらかじめ押印されています。
オリジナル御朱印帳を拝受した場合のみ、右の「沖田総司ゆかりの地」と書かれた特別御朱印が押印されています。

通常の御朱印は書置きで、「櫻田神社」「壽老神」「今月の御朱印」の3種類になります。
初穂料は各500円です。

おわりに

櫻田神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。
櫻田神社に参拝してみて、江戸時代に奉納された狛犬・鳥居・水盤・天水桶が残っていました。
境内は都会の真ん中にありますが、緑豊かで静寂で心落ち着く空間でした。
限定のオリジナル御朱印帳や特別御朱印は期間限定頒布ですので事前確認が必要です。
近くには縁結びのパワースポット出雲大社東京分祠、金運のパワースポット朝日神社、東京のオアシス久國神社がありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。