2020年9月23日(水)に千葉県勝浦市にある勝浦のパワースポットでひな祭りが有名な遠見岬神社(とみさきじんしゃ)にいってきました。
遠見岬神社は、神武天皇の側近として各地で活躍した天富命(あめのとみのみこと)が祀られている神社です。
天富命は四国(阿波国)から房総へ渡り関東全域の発展に力を尽くしたと伝わります。
房総地方に安房と名付けられた地名が多いのは四国の阿波国の名をとって名付けられた為です。
その天富命を祀る為、勝占斎部須須立命(かつらいんべすすたつのみこと)が冨貴島に社殿を建立したのが遠見岬神社の始まりと伝わります。
勝浦の地名は勝占斎部須須立命が住んだことからこの地は勝占と呼ばれ、後に勝浦になったと伝わります。
遠見岬神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益やアクセス、駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
「遠見岬神社」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR線「勝浦駅」下車、遠見岬神社まで約750m、徒歩で約9分
自動車を利用
・カーナビに遠見岬神社の電話番号「0470730034」を入力
駐車場
遠見岬神社には普通自動車が3台収容可能な無料駐車場があります。
京葉銀行さんの前の道路を渡ると駐車可能な砂利のスペースありますが、そこが駐車場で神社までは約70mです。
「遠見岬神社」の参拝と見どころ
遠見岬神社の社務所とお水取り
駐車場から遠見岬神社の一の鳥居が見えますので鳥居を通って境内に進みます。
石段手前の右側にある建物が社務所で、御朱印や授与品をいただくことが可能です。
社務所脇にはお水取りできる場所があり、参拝者の方に開放してくれています。
蛇口からご神水がいただけます。
参拝後に冷たくて清浄でおいしい水を感謝していただきました。
冨咲の石段とかつうらビッグひな祭り
かなりきつい傾斜の石段は「冨咲の石段」と呼ばれ、「かつうらビッグひな祭り」の舞台として有名です。
ひな祭りの時期になると石段を雛壇に見立てて約1500体のひな人形が並べられ多くの人でにぎわいます。
冨咲の石段を登ると「冨が咲き幸せになる」と伝わり、幸運のパワースポットとしても人気があります。
石段に並べられた約1500体のひな人形は圧巻です!
千葉県勝浦市で「かつうらビッグひな祭り」が開催中。3月4日まで市内各所で約3万体のひな人形が飾られています pic.twitter.com/RaA4MYKq08
— ぼよ (@boyoyo222) February 26, 2018
ニの鳥居から勝浦の街を一望
石段を登ってニの鳥居からは勝浦の街が一望できます。
あいにくの天気でしたが、鳥居、朱色の灯籠、勝浦の海、空の景色は見ごたえがあります。
傾斜のきつい石段を登るのは大変ですが、それを忘れさせてくれる絶景がその先にまっています。
遠見岬神社の名前の由来もわかる場所です。
稲荷社
石段を登った先にある稲荷社です。
稲荷社は稲荷神を祀る神社で、商売繁昌、五穀豊穣の冨が咲くご利益があるのでしっかり参拝しましょう!
参道を道なりに進むと三の鳥居、その先に社殿が見えてきます。
しっかりと手水舎で心身を清めて参拝へ進みます。
江戸時代建立の社殿
天富命が祀られている社殿は江戸時代の嘉永2年(1849年)に建立され、改築されたものです。
心が落ち着く木造建築の建物で、社殿の見事な彫刻は見ごたえがあります。
御朱印と授与品
御朱印は社務所で書置きをいただくことができます。
初穂料は500円になります。
男性向け「勝男みくじ(かつおみくじ)」、女性向けの「金女みくじ(きんめみくじ)」はとてもユニークで遠見岬名物にもなっている人気のおみくじです。
おわりに
遠見岬神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
冨咲の石段は幸運のパワースポットで、「かつうらビッグひな祭り」では約1500体のひな人形が石段に並ぶ人気のスポットです。
ニの鳥居からの勝浦の街の見事な眺望や、江戸時代建立の社殿や彫刻は見ごたえがありました。
見どころいっぱいの遠見岬神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
遠見岬神社(とみさきじんじゃ) | |
住所 | 千葉県勝浦市浜勝浦6−1 1番地 |
電話番号 | 0470-73-0034 |
拝観日時 | ■平日 午前9時~午後5時 ■土日祝日 午前9時~午後5時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR線「勝浦駅」下車、遠見岬神社まで約750m、徒歩で約9分 ■自動車を利用 ・カーナビに遠見岬神社の電話番号「0470-73-0034」を入力 |
駐車場 | 普通自動車が3台収容できる無料駐車場あり |