諏訪大社上社前宮は諏訪信仰発祥の地と伝わり自然のパワーが満ち溢れるパワースポット！御朱印や駐車場、見どころやアクセス、所要時間等をご紹介！

2020年11月22日（日）に長野県茅野市にある諏訪大社4社巡りの一つで諏訪信仰発祥の地と伝わる諏訪大社上社前宮（すわたいしゃかみしゃまえみや）に行ってきました。
諏訪大社は長野県の諏訪湖周辺に4か所の境内地を持つ神社で、全国各地に約25,000社ある諏訪神社総本社で国内にある最古の神社の一つとされています。

創建は不詳ですが、古事記ではご祭神の建御名方神（たけみなかたのかみ）が出雲で国譲りに反対し諏訪にやってきて国を築いたとあり、日本書紀では持統天皇が諏訪大社に勅使を派遣したと記されています。
諏訪大社は諏訪湖を挟み2社4宮（上社本宮・上社前宮・下社秋宮・下社春宮）が鎮座しています。
上社は諏訪湖南岸、下社は諏訪湖北岸に鎮座し、上社と下社とありますが社格に序列はありません。

ご祭神は建御名方神（たけみなかたのかみ）と八坂刀売神（やさかとめのかみ）を祀っています。
上社は建御名方神（彦神）を、下社は八坂刀売神（女神）を主祭神としています。

今回諏訪大社上社前宮に参拝してきましたので御朱印や駐車場、アクセスや見どころ、所要時間等をご紹介したいと思います。

諏訪大社上社前宮の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。

「諏訪大社上社前宮」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR線「茅野駅」下車、諏訪大社上社前宮まで2.6km徒歩で約33分
・JR線「茅野駅」下車、諏訪大社上社前宮まで2.8kmタクシーで約10分

自動車を利用

・カーナビに諏訪大社上社前宮の電話番号「0266-52-1919」を入力

駐車場

諏訪大社上社前宮の境内入り口鳥居前には道路を挟んで普通車が約20台駐車可能な無料駐車場があります。
日曜日の午後に参拝した際、すこし混雑しており約10分の駐車場待ち時間が発生しました。
ただ駐車場の回転が速いので満車の場合でもそれほど待ち時間は発生しないと思います。

「諏訪大社上社前宮」の参拝と見どころ

諏訪大社上社前宮の入り口の鳥居です。
諏訪大社上社前宮は諏訪信仰発祥の地と伝わっています。

自然のパワーが満ち溢れる境内

鳥居を通り、参道に沿って進みます。
境内は緑に囲まれ自然のパワーが満ち溢れているように感じます。

手水舎があるのでしっかりと心身を清めて本殿へと進みます。

鳥居をくぐって先に進みます。
左に見えるのは十間廊と呼ばれる建物です。

諏訪祭政が行われた十間廊

この十間廊（じっけんろう）はかつて「神原廊（ごうばらろう）」と呼ばれ、諏訪祭政が行われた政庁の場所でした。

鳥居から見た景色です。
山道を登って本殿へ向かいますが、参道は整備されていて歩きやすい道となっています。
前宮は車がなければアクセスし辛い場所にある為、境内の人はまばらでゆっくり参拝することができます。

伊勢神宮の古材から建立された前宮本殿

鳥居から参道を少し登ると前宮本殿があります。
諏訪大社上社前宮は諏訪信仰発祥の地で、上社本宮より以前にあったと考えられています。
現在の本殿は昭和7年（1932年）の伊勢神宮の古材を用いて建立されました。

4本の御柱は目の前で参拝可能

本殿の周囲には御柱が4本立っています。
諏訪大社上社本宮、諏訪大社下社秋宮、諏訪大社下社春宮では4本の御柱すべてを眼前で見ることはできませんが、前宮ではすべて目の前で見ることが可能ですので是非見ておきましょう。
こちらは一之御柱です。

二之御柱で周囲には清流が流れています。

三之御柱で、こちらにも清流が流れています。

こちらは四之御柱で、自然の気が周囲に満ち溢れているように感じました。

御朱印

御朱印は境内の授与所で初穂料500円でいただくことができます。

諏訪大社　上社前宮　（長野）

御朱印 pic.twitter.com/XkVmt3AHFS

— 🏇ひろり(◆’ڡ’◆)🌽 西国三十三所観音巡礼 ４巡目中(１４／３３） (@hirori_hiro) June 29, 2021

おわりに

諏訪大社上社前宮を参拝してみて、諏訪大社上社前宮は諏訪信仰発祥の地で、諏訪大社上社本宮や諏訪大社下社秋宮、諏訪大社下社春宮とは違った自然のパワーを強く感じられる場所でした。
諏訪大社上社前宮は、2社4宮の中で唯一4本の御柱を目の前で参拝することが可能です。
見どころいっぱいの諏訪大社上社前宮にぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。