2017年1月28日(土)に東京都江東区にある長専院(ちょうせんいん)にいってきました。
長専院は、徳川四天王のひとり榊原忠次が開基、命誉圓壽が開祖となり霊巌島(現在の茅場町辺り)に創建されました。
明暦3年(1657年)に明暦の大火によって霊巌寺も延焼し、万治元年(1658年)に徳川幕府が行った火事対策による都市改造計画により、霊巌寺の移転の際、ともに移転し現在の場所になりました。
昭和3年(1928年)に出世不動尊で有名な不動寺を合併し、深川の出世不動尊として親しまれています。
長専院の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約5分でした。
長専院へのアクセス
電車でアクセス
・都営大江戸線「清澄白河駅」より徒歩約3分
長専院で参拝
長専院に到着すると、出世不動尊の赤文字と、出世不動尊と書かれた提灯が見えてきます。
朱色がとても鮮やかでとてもご利益がありそうです。
出世とついていると参拝したくなります♪
今年一年仕事を頑張ろうという気持ちに改めてなりました。
しっかりと不動像に参拝しました。
不動堂のところには、交通安全のお守りが自由に頂けるようになっていました。
お心遣いがとても嬉しくなりますね♪
長専院の本堂です。
左手が不動寺(不動堂)になります。
長専院の本尊は、江東区指定有形文化財に指定されている「木造阿弥陀如来立像」です。
本尊の眼は水晶をはめこんだ玉眼で、寄木造りです。
姿や技法から鎌倉時代後期(13世紀後半)の作品と考えられています。
とても貴重で、現在まで残っていることに嬉しくなりました。
おわりに
長専院に参拝してみて、貴重な文化財が残っていたり、深川の出世不動尊と親しまれている不動尊を見ることが出来て参拝して良かったです。
寛政の改革を行った松平定信の墓所がある霊巌寺のすぐ側ですので、霊巌寺に参拝した際は長専院にも参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都江東区三好1丁目6-3 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・都営大江戸線「清澄白河駅」より 徒歩約3分 |
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