2016年12月10日(土)に東京都世田谷区にある奥澤神社(おくさわじんじゃ)にいってきました。
奥澤神社は、かつてこの地に世田谷城があり、その城主吉良氏の家臣、大平氏が室町時代に奥沢城築城にあたり、守護神として勧請したと伝わっています。
元々は八幡神社と称していましたが、明治時代に近隣の神社を合祀し、奥澤神社と称されるようになりました。
ご祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、倉稲魂之命(うがたまのみこと)の2神です。
奥澤神社は、自由が丘駅から徒歩約5分のところにある神社で、藁の大蛇が飾られている神社として有名です。
また、運が良ければ境内で出会える、金運アップの黒猫でも有名です。
今回、出会えることを期待して参拝してきました!
奥澤神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
奥澤神社へのアクセス
電車でアクセス
・東急大井町線「自由が丘駅」南口より徒歩約3分
・東急目黒線「奥沢駅」より徒歩約2分
奥澤神社に参拝
藁の大蛇の由来
奥澤神社の入り口の鳥居には、大きな藁で作られた大蛇がいます!
藁の大蛇の由来は、江戸時代に奥沢の地に疫病が流行り、病で倒れる者が多かった時、
名主の枕元にご祭神の八幡大神が現れてこのように告げたそうです。
「藁で作った大蛇を村人が担ぎ、村内を巡行させると良い。」
早速、藁で大蛇を作り、村内を巡行するとたちまち疫病が治ったそうです。
これが厄除の大蛇として鳥居に絡まって、現在に伝わっています。
藁の大蛇は、全長約10メートル、重さは約150キロにもなります。
宮司と氏子が藁の大蛇を作成し、9月第2土曜日に「奥澤神社の大蛇お練り神事」で町内約4キロを2時間半で巡行します。
巡行後、大蛇は本殿に1年間安置後、奥澤神社の鳥居に巻き付けられます。
顔はけっこう愛嬌があってかわいいと思いました♪
鳥居をくぐるとすぐに手水舎があるので、綺麗に清めます。
境内には神楽殿もありました。
境内は緑に囲まれており、空気が澄んでいて心地よかったです。
イチョウの葉が境内を黄色く染め上げていて、ひょいと神様がでてきそうな雰囲気です♪
本殿では手前の鈴をシャリンシャリンと鳴らして参拝しました。
写真には写っていませんが、本殿に藁の大蛇が安置されていました。
1年安置後に入り口の鳥居に飾られます。
境内でもひときわ目を引く大きなイチョウの木。
神社全体を守っているように大きく枝が境内へと広がっていました。
金運アップの黒猫に会えた!
イチョウの木を眺めていると、金運アップの黒猫に遭遇!
ゆっくり境内を散歩していました、見ているだけで癒されます♪
イチョウの葉っぱと、黒猫。何か神秘的な感じがしました♪
おわりに
奥澤神社は自由が丘から徒歩約5分でこれますが、人はまばらでゆっくり参拝することができました。
境内は静寂で、神聖な、けれども過ごしやすい空気が流れていました。
今度は、毎年9月に行われる「奥澤神社の大蛇お練り神事」にも参加してみたいと思います。
近くには、縁結びのパワースポットとして有名な「熊野神社」もあるので、こちらも参拝してみようと思います。
「藁で作られた大蛇」や、「金運アップの黒猫」に出会いに、自由が丘でショッピングや食事を楽しみつつ訪れてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都世田谷区奥沢5-22-1 |
電話番号 | 03-3718-2757 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・東急大井町線「自由が丘駅」 より徒歩約5分 ・東急目黒線「奥沢駅」 より徒歩約2分 |
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