【東京都品川区】富士塚や金運アップのパワースポットが有名な品川神社!見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介

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2015年12月12日(土)に東京都品川区北品川にある品川富士や金運アップのパワースポット一粒萬倍の泉が有名品川神社に行ってきました。

品川神社は文治3年(1187年)、源頼朝が安房国の洲崎神社すのさきじんじゃから海上交通安全と祈願成就の為に御祭神天比理乃咩命あめのひりのめのみことを勧請し、品川大明神と称したのが始まりと伝わります。

鎌倉時代末期の元応元年(1319年)、北条高時の家臣であった二階堂道蘊にかいどうどううん宇賀之売命うかのみたまのみことを祀りました。室町時代中期の文明10年(1478年)には太田道灌が素盞嗚尊すさのおのみこと(天王神)を祀りました。

慶長五年(1600年)、徳川家康公が関が原の戦いの出陣の際に戦勝祈願をし、戦勝後は祈願成就の御礼として天下一嘗てんかひとなめの仮面や、葵神輿あおいのみこしなどを奉納しました。

江戸時代の寛永14年(1637)、徳川3代将軍・徳川家光公により東海寺が建立、その鎮守と定められ、その後も徳川歴代将軍から庇護を受けました。元禄7年(1694年)と嘉永3年(1850年)に社殿を焼失しますが、将軍の命により再建が行われました。

東京大空襲では戦災を免れ、昭和39年(1964年)の社殿の老朽化による再建を経て現在にその姿を伝えています。

品川神社に実際に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

品川神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・京浜急行本線「新馬場駅」下車、品川神社まで70m、徒歩で約2分
・京浜急行本線「北品川駅」下車、品川神社まで500m、徒歩で約6分

自動車を利用

・カーナビに品川神社の電話番号「03-3474-5575」を入力

駐車場

品川神社には駐車場がありませんので近隣のパーキングを利用します。

品川神社の参拝と見どころ

品川参拝開始

新馬場駅北口から出て、道路を渡るとすぐのところに品川神社が鎮座しています。神社の境内は少し小高い丘の上にあります。神社の入口には社号碑が立っています。
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金運アップの大黒天像

鳥居の側には品川神社が「東海七福神」のひとつで大黒天を祀っていることから大黒天像があります。一緒に写真を撮ると金運がアップすると言われることから写真撮影待ちの列が発生していました。
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彫刻が見事な双龍鳥居

境内入り口の鳥居は石造の明神鳥居で、柱の両側に双龍の凝った彫刻が見られることから双龍鳥居と呼ばれています。左の柱は昇り龍、右の柱には降り龍が描かれています。
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双龍鳥居は高円寺(高円寺)と馬橋稲荷神社(阿佐ヶ谷)にもあり、品川神社を含めて東京三鳥居とも呼ばれます。
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都内最大級の富士塚は絶景スポット

石段の途中にある富士塚都内最大級のもので、高さは15mにもなります。富士塚とは富士山の神に対する富士信仰に基づき富士山に模して造られた人口の山や塚のことです。富士塚に登ると本物の富士山に登ったのと同義とされ、富士山に行くのが難しい庶民の間で流行しました。
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登山口から頂上までは約2分で到着できますが、参道はとても細く傾斜がありますので慎重に進みます。アトラクションのようで楽しく参拝することができました♪
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富士塚頂上からの眺望は街が一望できる絶景スポットで、京急線の電車が味わいがあっていいですよね♪参拝時は空の色が美しく、浮世絵を見ているようでした♪
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品川神社の双龍鳥居を潜り石段を登りきると石造の神明鳥居があり、参道を直進すると拝殿があります。
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浅間神社とぶじかえるの石像

石段を登り左側には浅間神社が鎮座しています。社殿前の狛犬一対の台座には富士山が描かれている珍しいものです。社殿の左側には「ぶじかえるの石像」があります。
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こちらのかわいい「ぶじかえる」の石像は、富士塚の「富士」と「かえる」を言葉遊びでかけて「無事帰る」とし、旅行や交通安全のご利益があるとされています。旅行の前には参拝しておきたいですね♪
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「ぶじかえる」のかわいいお守りも初穂料500円で頂くことが出来ますよ♪
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後ろのおたまじゃくじの造詣が私の中では最高に可愛かったです♪
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立派な手水舎がありますのでこちらで心身を清めて参拝へ進みます。水盤にはかわいい河童、足元にはかわいい亀がいました♪
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拝殿参拝

羽を広げたような優雅な形状の拝殿で、品川神社は歴代徳川将軍から庇護を受けた徳川家ゆかりの神社であることから葵の御紋があちこちに見ることが出来ます。御祭神には天比理乃咩命、宇賀之売命、素盞嗚尊が祀られ、海上交通安全・祈願成就・五穀豊穣・商売繁盛・厄除け・開運成就等のご利益があります。参拝者が途切れることなく篤い崇敬を集めていることを感じます。また先ほどご紹介した「ぶじかえる」の御守りはこちらで頂くことができますよ♪
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宝物殿

宝物殿には徳川家康が奉納した御神面(天下一嘗めの面)、徳川家光奉納・勝海舟命名の葵神輿や手で触れて体験できる御輿の担ぎ棒、蕨手の展示が行われています。一般公開は、正月期間(1月上旬)、春分の日、ゴールデンウィーク中、6月の例大祭期間(6月7日に近い金~日曜)、11月の土・日・祝日の午前9時30分~午後4時30分の期間限定で公開されています。

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包丁塚・神楽殿

境内にある包丁塚はかつて品川に宿が多かった頃、そこで料理をふるまうのに使用した包丁や、鳥獣・魚介などを慰霊するために建立されました。
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境内には立派な神楽殿もあります。
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商売繫盛・五穀豊穣のご利益がある阿那稲荷神社

拝殿の右側に進むと伏見稲荷大社の千本鳥居を連想させる朱色の鳥居が並んでいます。こちらの鳥居を潜って進むと商売繁盛・五穀豊穣のご利益がある阿那稲荷神社あないなりじんじゃと、金運アップのパワースポットとして有名な一粒萬倍いちりゅうまんばいの泉があります。
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鳥居を潜り、まずは天の恵みの霊をお祀りしている「阿那稲荷上社」でしっかり祈願します。
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金運アップのパワースポット「一粒萬倍の泉」

その後鳥居を潜りながら石段を降りて、地の恵みの霊と霊泉がお祀りされている「阿那稲荷下社」へ向かいます。金運アップのパワースポット一粒萬倍の泉」は建物内にあります。
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阿那稲荷下社内部は全体的に薄暗く、赤い提灯の光が内部を照らし出しています。静寂で外界と遮断された神秘的な空間になっています。奥には3つの祠が鎮座しており、左から「八百萬神社」「大國主恵比須神社」「天王白龍辨財天社」になります。最初に3祠をしっかり参拝します。品川神社25

こちらが一粒萬倍いちりゅうまんばいの泉で、有名な金運アップのパワースポットです。一粒萬倍とは米が一粒の種より萬倍の稲穂となることを意味しています。手前にあるザルにお金や印鑑をいれて、柄杓で一粒萬倍の御神水を注ぐと金運がアップすると言われます。また一粒萬倍の御神水は持ち帰ることが可能で、御神水を家や店の入口や四隅に注ぐと金運がアップするとされています。参拝時も御神水を汲んでもって帰る方がたくさんいました。午後5時で閉門されますのでご注意下さい。品川神社26

御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、御本社の1種類のみです(2022年10月1日現在)。
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初穂料は300円です。

おわりに

品川神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。
品川神社の社殿は東京大空襲の戦災を免れた貴重な社殿で、双龍鳥居や都内最大級の富士塚は見事でした。ぶじかえるの石像やお守りはとてもかわいいので癒されました。阿那稲荷神社へ続く朱色の鳥居郡や、金運アップのパワースポット「一粒萬倍の泉」がある阿那稲荷神社下社の雰囲気は神秘的でした。
見どころいっぱいの品川神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

品川神社
住所 東京都品川区北品川3丁目7-15
電話番号 03-3474-5575
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・京浜急行本線「新馬場駅」下車、品川神社まで70m、徒歩で約2分
・京浜急行本線「北品川駅」下車、品川神社まで500m、徒歩で約6分
■自動車を利用
・カーナビに品川神社の電話番号「03-3474-5575」を入力
駐車場 駐車場なし、近隣のパーキングを利用

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